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「山の選定についてまず私は三つの基準をおいた。 その第一は山の品格である。
第二に、私は山の歴史を尊重する。第三は個性のある山である。
     附加的条件として、大よそ千五百米以上という線を引いた。」 深田久弥
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皇海山

50 皇海山(2144m) 91.9.1 怪しい雲行きだったが、わたらせ渓谷鉄道に沿って足尾から銀山平まで車で行き、水面沢沿いに庚申山荘まで登って一人で宿泊。天候不安定なので鋸山十一峰は通らずに、六林班峠経由で往復した。樹林の中の山頂は台風一過の快晴、帰途六林班峠の背よりも高い笹藪で道を見失って苦労した。 (写真:女峰山から皇海山遠望)

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トムラウシ

49 トムラウシ(2141m) 98.7.9 前日にトムラウシ温泉のキャンプ場に入り車中泊。雨の中を二人軽装で出発、前トム平、トムラウシ公園辺りは、エゾコザクラ、チングルマなどの花盛りで雨もあがった。長い道のりだったが、急登が少なく楽に歩けた。ガスで何も見えない山頂から往路を戻り、浸かった温泉がすばらしかった。 (版画:旭岳からトムラウシを望む)

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平ケ岳

48 平ケ岳(2140m) 95.9.13 二人で小出、銀山平、奥只見湖を経て鷹ノ巣登山口へ。朝食後8:45出発、ツェルトを背負っての長い登り5時間で姫の原のキャンプサイト着、玉子石往復。寒い朝、早起きして山頂へ、朝日に輝く初秋の湿原、雲海の中の山々(至仏、ひうち、日光白根、会津駒)がすばらしい。往路を下山。 (写真:平ケ岳)

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会津駒ガ岳

47 会津駒ガ岳(2132m) 92.9.26 野岩鉄道会津高原からバスで駒ガ岳登山口下車。雨混じりの霧の中、急坂を一人でひたすら登り、靴をどろんこにして駒ノ小屋に着いて一泊。朝起きるとうっすらと雪が積もっていた。駒ノ池の縁を通って会津駒ガ岳まで行ってみたが、周囲は霧ばかりで何も見えず、そのまま登山口に戻った。 (写真:駒ノ小屋)

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飯豊山

46 飯豊山(2128) 98.9.9 山都駅近くで二人車中泊。タクシーで御沢に行き朝食後出発。急な登りだったが昼に三国小屋、切合小屋からひとふんばりして頂上小屋泊。翌日は、飯豊本山から御西小屋、大日岳往復の後、カイラギ小屋泊。3日目は北股岳を越えて長く急傾斜の梶川尾根を下山した。好天に恵まれた縦走だった。 (写真:文平の池と大日岳)

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「登山は私たちが山へ登りたい気持ちを率直に実現していく個性的な登り方が 最も望ましいということなのだろう。
    こういう考え方が根強いものであるからこそ、 深田さんという人物の個性が親しまれるのだと思う。」 串田孫一
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