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「山の選定についてまず私は三つの基準をおいた。 その第一は山の品格である。
第二に、私は山の歴史を尊重する。第三は個性のある山である。
     附加的条件として、大よそ千五百米以上という線を引いた。」 深田久弥
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のんびり山歩き

・・・・・これは、深田久弥の「日本百名山」に、私が39年かけて登った記録である・・・・・

日本百名山ふりかえってみれば、最初の山は大学三年の秋、二人の友人と登った大菩薩嶺(1960.10.23)、そして最後は、夫婦で歩いた北海道の北端に聳える利尻山(1999.9.4)であった。100の山のうち、一人で登ったのが約1/4、学校時代の友人や会社の仲間たちと出かけたのが約1/4、残りが家族登山(そのうち子供と一緒は約10山)という内訳となった。「どの山がよかったか」と尋ねられても答えるのは難しく、百名山以外の山も含めてそれぞれに思い出に残る山歩きであった。

日本百名山 その中から、特に印象に残る山行を拾い出してみると、最初の山らしい山は、大学4年(61/7)の尾瀬。九段高校卓球部時代の友たちと鳩待口から至仏山に登り、木道のない尾瀬ヶ原を横断して東電小屋に泊まり、翌日は三条の滝から静かだった御池小屋泊、そしてひうち岳を越えて尾瀬沼を船で渡り大清水に下りた。三日目の登りでは誰にも会うことがなかった、若い日、尾瀬への三日間の山旅(上:小菅大菩薩道にて、下:ひうち岳山頂にて)


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「登山は私たちが山へ登りたい気持ちを率直に実現していく個性的な登り方が 最も望ましいということなのだろう。
    こういう考え方が根強いものであるからこそ、 深田さんという人物の個性が親しまれるのだと思う。」 串田孫一
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